VMware ESXiでのネイティブバーチャルコンソール

VMware ESXi 7.0bを使ってpkgsrcの検証環境を構築している。 VMware ESXiでは既にWindowsネイティブなコンソールは提供されず、ウェブユーザーインターフェイス内のコンソールしかないと思っていた。 これはNetBSD上のFirefoxでも利用できるなど便利な面はあるのだが、 入力できないショートカットキーがあるなど、GUI環境を検証する場合には必ずしも便利ではないように感じていた。

Haiku R1/beta2の環境をVMware ESXi上で構築しようとしたら、ウェブUIのコンソールではマウスの操作 がキャプチャされなかった。 これはEmulating Haiku In ESXiに解消する方法が解説されていた。 その内容は、VMware Remote Console (VMRC)というのを使えば解消するらしい。これはWindowsとLinux/x86_64向けに提供されているらしい。 Windows 10で試してみた。

実際にMy VMwareのウェブサイトにログインしてダウンロードしインストールしてみると、Firefox for WindowsでVMware ESXiのウェブインターフェイスを開く部分にある "Launch remote console"というのが動くようになる。 これを選択すると、Windowsネイティブなリモートコンソールウィンドウが開くようになる。 VMware ESXiのウェブユーザーインターフェイスがタイムアウトでログアウトされても継続してコンソールを利用できるという利点もある。 Haikuについて言えば、もちろんマウスも正常に利用できる。 Haiku以外でもGUI環境で作業する場合には便利そうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...