ウェブアプリなプレゼンテーションツールは何を使うべきか?

はじめに

私は、いつもオンラインである訳ではないので、実際にはLibreOfficeを pkgsrcからインストールして、プレゼンテーション資料を作るのが良いと いうことになってしまうのだが、Google Slides等のオンラインの ツールについて気になっていた。

Google SlidesとMicrosoft Office OnlineのPowerPoint、 iCloudのApple Keynoteの3つを使ってみたので感想を書いておく。 ウェブブラウザーはMozilla Firefoxを使った。

Google Slides

感想を一言で言うと普通に使えるということである。 テーマも無難なものが揃っているし、サードパーティーのテーマも提供されている。 フォントには、日本語のフォントが見当たらないように見えたのだが、 どうせゴシック体しか使わないので、気にならなかった。 欧文フォントについては、非常に多く用意されている。 こんなフォント使うかな…と思うようなものも多い気がするが。 テキストボックスの挙動としては、テキストボックスから行があふれても フォントサイズを小さくするのではなく、はみ出していくだけの挙動になっている。 オートシェイプ的なものは、基本的なものは揃っており、私は困ることはなかった。 特に利用制限はないようなので、ビジネスにも利用できるのではないかと思う。

Microsoft Office OnlineのPowerPoint

Microsoft PowerPointを忠実に再現しているような印象を持った。 PowerPointに慣れているのであれば、ベストなサービスのように思う。 テキストボックスの挙動や、オートシェイプの種類もPowerPointを踏襲している。 Microsoft Office 365の契約をしていないと商用利用権がないので、 ビジネスには利用できないが、個人的なプレゼンテーションをするには利用できる。 テーマは数多いが、PowerPointのWindowsアプリ同様にあまり使えるものはない ような気がする。

iCloudのApple Keynote

はっきり言うと、使い物にならない。 何をするにも気が利かないので、手作業で微調整しないといけない。 良い所としては、クリップアートに良い物が多い点がある気がする。 これまでmacOSのKeynoteを使ったことがなかったのだが、 まさかiCloud版と同様に使いにくいことはないはずと思うので、 今度機会を作って使ってみたい。 iCloudの規約を読む限りでは、Microsoftの商用利用権的なものの 設定はないようなので、ビジネスでも利用できると思われる。

notmuch Emacs clientで、日本語の電子メールを送る

おそらく、LANG環境変数を見てうまく設定してくれているものだとは思うのだが、 notmuch Emacs clientで日本語の電子メールを書くには、以下の設定をしておく のが良さそうだ。 US-ASCIIでまかなえる場合にはUS-ASCIIで送信したいので、 最初にus-asciiを指定している。

$ cat ~/.emacs
(snip)
(setq mm-coding-system-priorities '(us-ascii iso-2022-jp utf-8))
(snip)
今となっては、ISO-2022-JPをUTF-8に優先する必要があるかは分からない気はする。

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