気付くと、HP ProBook 450 G7の内蔵日本語キーボードでhomeキーを押すと、mの文字が入力されるようになっていた。 USBキーボードをつないで、そちらのhomeキーを押すと、homeキーとして働きmの文字は入力されない。 Windows 10 21H2 x86_64には、xevコマンドのようなキーボードのスキャンコードを把握できるようなソフトウェアは 含まれていないようだった。 KeyboardStateView v1.00をダウンロードして 実行してみると、確かにhomeキーを押した時にmキーを押したようになっている。 USBキーボードが内蔵キーボードと違う挙動を示しているということは、レジストリーでスキャンコードを差し替えている訳ではないはずである。 そして、このPCはCaps Lockキーを左Ctrlキーになるようにレジストリーで設定しているが、その内容も変化しておらず、Caps Lockキーを左Ctrlキーに しているだけの内容だった。それを削除しても状況に変化はなかった。 本当はWindows以外のOSで試してみれば良かったのだが、準備できず試すことはできなかった。 再起動しても電源を落としても変化はない。
内蔵キーボードだけおかしいとなると、キーボードの配線に不良が発生したか、BIOSがキーボードを制御している部分があるとすれば、 それがおかしいのだと思われる。 いずれにしても、BIOSは最新化しておかないといけない。修理に出すのであれば修理依頼時にBIOSの最新化を求められるだろう。 不具合のあった時のBIOSは、 01.13.01 Rev.A だった。 今日時点の最新は、01.14.00 Rev.A であった。 BIOS S71 01.14.11 Rev.Aの変更点には今回の問題についての記述はなかったが、00.14.00 Rev.Aにアップデートしたところ問題は解消した。