Dell XPS 13 9300でNetBSD/amd64を使う

仕様については、以下に記載されている。 https://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpdhs1/xps-13-9300-laptop/xps-13-9300-setup-and-specifications/specifications-of-xps-13-9300?guid=guid-7c9f07ce-626e-44ca-be3a-a1fb036413f9&lang=en-us

NetBSD/amd64 9.99.70を利用している。 このラップトップは、UEFIブートモードしかサポートされていない。 インストール時は、いろいろ問題があったのだが、自分の持っている接続USB stickやUSB-Ethernetアダプターの問題であったりしたので、基本的には問題ないはずである。

サポート状況概要

ビデオ
DRM/KMSのサポートはされていない。genfb(4)を使うことになる。genfb(4)で4K LCD表示可能。OpenGLは、LLVMpipeが使えるので10 fpsくらいでの描画は可能。genfb(4)ではUSB Type-Cコネクター経由での外部ディスプレイへの出力はできない。
Bluetooth
ubt(4)として認識されるが、ファームウェアを読み込む必要があるホストコントローラーであるようで、利用不可。
Wi-Fi
サポートされていない。OpenBSDのiwx(4)デバイスドライバーを移植すれば動くかもしれない。
オーディオ
hdaudio(4)でサポートされている。しかし、ヘッドセットジャック接続の再生でノイズが激しい、ヘッドセットジャック接続のマイク入力が認識されない、と言う問題がある。
タッチパッド
pms(4)のSynapticsサポートで問題なく利用できる。
microSDカードリーダー
rtsx(4)で認識されるのだが、カードを挿入するとsdmmc(4)で有効化エラーが出て利用できない。
ウェブカメラ
可視光も赤外線も両方とも利用できない。uvideo(4)がいけないのではなく、xhci(4)がアイソクロナス転送がサポートされていないのが問題であるようだ。
USB Type-C
左右でxhci host controllerが別々になっているが、両方とも問題なく利用できる。
指紋センサー
認識されない。
タッチスクリーン
認識されない。dwiic(4)が認識されないが、単純にPCI vendor ID/product IDを追加しても動作しなかった。
Intel Quick Sync Video
genfb(4)を使っている時は利用できないようだ。
Thunderbolt
利用できるハードウェアを持っていないので確認できない。

設定

BIOSで以下の設定をする必要があった。

  • MVMeの接続について、SATAの設定でRAID onになっているのをAHCIにすることが必要だった。AHCIに変更することで、nvme(4)とld(4)として利用可能になった。
  • Secure Bootを無効化する。
  • 内蔵ウェブカメラはBIOSで無効化できるので、どうせ利用できないので無効化しておいた。

Windows 10で以下の設定をする必要があった。

  • プリインストールされたWindows 10のDell Power Managemenrtアプリケーションで、サーマル管理画面で「超高パフォーマンス」に設定した。しかし、これでもCPUの最大動作周波数は3.5 GHzになっているように見える。CPUの仕様上はIntel Core i7-1065G7なので3.9 GHzなのだが、そこまでは上がらないように制御されているようだ。

課題

日常で使うには、以下ができるとうれしい。

  • Wi-Fiアダプターをサポートする。
  • Bluetoothホストコントローラーをubt(4)でサポートする。
  • タッチスクリーンをサポートする。
  • Intel統合CPU用のLinuxのデバイスドライバーを移植し、ハードウェアアクセラレーションを有効にする。
  • オーディオについて、ヘッドセットジャックでの音声出力のノイズ発生を解消する。
  • オーディオについて、ヘッドセットジャックでの音声入力ができるようにする。

おわりに

BIOSにもいろいろな設定があって、細かく設定できる良いラップトップであると思う。 画面も綺麗な表示で良いと思う。 キーボードは、home/end/pageup/pagedownが独立していないの以外は、タイプする感覚も良いように感じた。

Firefox on NetBSDで、Microsoft Teamsの会議機能は利用できない

いくつかのオンライン会議システムが、Firefox on NetBSDで使えるか試している。ZoomとCisco Webexも試しているので、別途書いておくつもりだが、 まずはMicrosoft Teamsについて書いておきたい。

2020年8月13日の時点では、ウェブブラウザーからの会議参加は、Microsoft Edge (EdgeHTML、Chromium)と、Google Chromeしか対応していないとのメッセージが出ていた。 User Agent StringをGoogle Chrome for Windowsのものに変更しても、会議を開始することはできなかったので、Firefox for NetBSDから参加はできないと考えて良さそうだ。

HP Spectre x360 13-inch ae019TU上のNeBSD/amd64-currentのNVMMでMicrosoft Windows 10 x86_64 2004を動かす

私の常用していたHP Spectre x360 13-inch ae019TUというラップトップでは、 これまでNVMMを使ったqemu上でWindows 10を起動させることができなかった。

しばらく試していなかったのだが、2020-05-27時点のNetBSD/amd64-currentのNVMMで試したところ、 問題なくWindows 10 x86_64 2004を起動させ、インストールし、利用することができた。

Mozilla Firefoxのuser agent switcherアドオン

Mozilla Firefoxのuser agent stringを変更するアドオンで以下のような機能があるものを探していた。

  • 有名なウェブブラウザーのuser agent stringのプリセットが用意されていること。
  • ドメイン名ごとにデフォルトのuser agent stringを設定できること。
  • 簡単に素のuser agent stringに戻せること。

addons.mozilla.orgには数多くのuser agent stringを変更するアドオンがあり、しかも皆名前が一緒なので困ってしまうのだが、 User-Agent Switcherというのが、私のニーズには合っていた。

タッキングできるマックス製ホッチキスHD-10NXを買った

180度開いて画鋲代わりに針を打ち込むのをタッキングと言うらしい。 これをやりたくて、マックス製ホッチキスHD-10NXとNo.10 1Mステンレス針 (MS91194)を購入した。 これで固定はできるようになった。

Google Domainsでドメイン名を管理し、Gmailからの独自ドメインでの電子メール送信を設定する

はじめに

独自ドメインで電子メールを送受信したいと思っていたのだが、現代の基準に合うようなSMTPサーバーを立ち上げて維持するのは、 それほど頻度がない電子メールの送受信を実現する対価としては、割に合わないと感じていた。

そのドメイン名をGoogle Domainsで管理していると、 @gmail.comのGmailアカウントで電子メールの送受信ができるということなので試してみた。

また、G Suiteのアカウントでは、この機能は利用できないようである。そもそも、Google Accountページで App passwordを設定できない。

Google Domainsへドメイン名を移管する

今回利用するドメイン名は、お名前.comで取得していた。お名前.comでの1年間の料金は、直近は1,280円であったが、Google Domainsでは1,540円である。 だが、privacy protectionやGmailと連携した電子メールの取り扱いの対価と考えると、差額は納得できると考えた。

お名前.comから移管する際に、移管元に支払う料金は存在しない。管理画面でAuth codeを取得しておき、Google Domainsで移管を申し込みすれば良い。 Google Domainsから移管の申し込みをすると、10分後くらいにお名前.comから移管を承認するかの確認電子メールが来る。 電子メール中のリンクから移管を承認すれば、間も無くGoogle Domainsに移管が完了する。 Google Domainsでの移管申し込み時には、4日後の日付が完了予定日として提示されているが、1時間もかからずに完了できた。

電子メール転送の設定をする

Google DomainsのEmailメニューより、Email forwardingの設定をする。 今回は、*@example.comから、example@gmail.comへの転送ルールを追加した。 これにより、アットマークより前の部分は何であってもexample@gmail.comへ転送されるようになる。

続いて、DNS MXレコードの設定をする。 私の場合には権威DNSサーバーは独自に運用しているので、bindのzoneファイルで言うと、以下のような内容を追加した。 この内容は、Google DomainsのDNSメニューのEmail forwardingの箇所に記載されている。

@       IN      MX      5       gmr-smtp-in.l.google.com.
        IN      MX      10      alt1.gmr-smtp-in.l.google.com.
        IN      MX      20      alt2.gmr-smtp-in.l.google.com.
        IN      MX      30      alt3.gmr-smtp-in.l.google.com.
        IN      MX      40      alt4.gmr-smtp-in.l.google.com.

ここで、info@example.comに電子メールを出して、Gmailのinboxに配送されることを確認した。

次に、info@example.comから電子メールを発信する設定をしていく。 基本的には、Send an email from your alias in Gmailの Google Domainsのサポートページの内容の通りである。 注意点としては、@gmail.comの電子メールアカウントで実施する必要があるということである。

おおまかな流れは以下のようになる。

  • GmailのGoogleアカウントで2-step verificationを有効にする。
  • App passwordでEmailのパスワード(16桁)を生成する。
  • Gmailの設定画面で16桁のパスワードを使いanother email addressを追加する。
  • info@example.comの電子メールのverificationに対応する。
  • まず、Googleアカウントが2要素認証を有効にしている必要がある。有効にすると、App passwordの設定が可能になる。 appとしてMailを、deviceとしてOtherを、Nameとしてexample.comと入力して、16桁のパスワードを生成する。 このパスワードはDoneをクリックすると再表示できないようだったので、必ずコピーして保存しておく。

    Gmailの設定画面のAccounts and Importタブより、Send mail asの部分でAdd another email addressをクリックして送信者を追加する。 ここで、Treat as an aliasのチェックボックスをチェックするのを忘れないようにするようにサポートページには書かれているのだが、効果が分からなかった。 SMTP serverはsmtp.gmail.comに、usernameは自分のGmailの電子メールアドレス、パスワードはさきほど生成した16桁のパスワードを 設定し、電子メールアドレスのverificationに対応すれば完了である。

    電子メールを送る際に、From電子メールアドレスを選択できるようになる。

    Windows 10 64-bit 2004にChromiumベースなMicrosoft Edge 84.0.522.52が自動的にインストールされた

    2020年8月6日の深夜に、Windows 10 64-bit 2004にChromiumベースなMicrosoft Edge 84.0.522.52が自動的にインストールされた。 随分前にWindows 10には展開されると予告されていたが、やっと展開されて来た。

    Dell XPS 13 9300でNetBSD/amd64を使う

    仕様については、以下に記載されている。 https://www.dell.com/support/manuals/jp/ja/jpdhs1/xps-13-9300-laptop/xps-13-9300-setup-and-specifications/specificatio...