QNX 6.5をVMware ESXi 5.5上にインストールする

2011年の3月に、QNX 6.5のNon-commercial licenseを取得して、pkgsrcでしばらく遊んでいた。
その時には、VMware PlayerかVirtualBoxかを使っていたのだと思うのだが、今は、VMware ESXiを使っている。

QNX 6.5のインストールイメージは、

http://www.qnx.com/download/group.html?programid=20905

からbootableなものをダウンロードしてくれば良いのだが、今はNon-commercial licenseの配布はしていないようにも見える。

ところで、VMeware ESXiは、標準では、SCSIの仮想ハードディスクを提供してくれるのだが、QNX 6.5では、BusLogicのコントローラーにしても、認識してもらえない。

http://www.qnx.co.jp/developers/docs/6.5.0/index.jsp?topic=%2Fcom.qnx.doc.momentics_release_notes%2Frel_6.5.0.html

によると、Updating disk driverというのを実行すれば良いらしいのだが、私の知識では、ディスクドライバーをアップデートすることはできなかった。

http://virtuallyfun.superglobalmegacorp.com/2014/07/21/using-ide-hard-disks-on-vmware-esxi-5-5/

によると、仮想マシンの作成時にオペレーティングシステムとしてOS/2を選んでおけばIDEのハードディスクが提供されるらしい。QNX 6.5のようにIDEが必要な場合には、OS/2を選ぶのを忘れないようにしないといけない。まあ、64ビットでIDEが必要になった場合には困るけれども。

最近のSafari Books Onlineのこと

Safari Books Onlineというサービスがあって、英語の技術書であれば、結構いろいろな書籍を定額で参照できる。
https://www.safaribooksonline.com/

2010年とか2012年ころに、日本語話者で使っている人はいたようだが、最近の様子を書いている人はいないようなので、書いておく。

私が使い始めた2014年には個人向けにはBookshelfとLibraryというコースがあったのだが、2015年5月1日現在は、個人向けにはProというコースだけのようである。
Bookshelfの契約者には、Pro相当へアップグレードできるオファーがあったので、その頃に変わったのだと思う。
いずれにしても、今は、個人ではPro以外の選択肢はないようだ。

読める書籍については、O'Reilly以外もあるし、必ずしも計算機科学やソフトウェアの解説書だけではないので、自分で検索してみるか、Free Trialに申し込んでみたら良いと思う。どういう書籍やビデオがあるかの検索は、ログインしていなくてもできる。
昔のSafari Books Onlineについての記事を読むと、PDFファイルとしてダウンロードできたような記述があるが、現在はその機能はない。ただ、私の読んだ全ての書籍は、章ごとにHTMLとなっていて印刷できるので、必要であれば、PDFファイルに変換して持っておけば良いように思う。HTMLとしてダウンロードしておけるかは、試していない。
ビデオはダウンロードできないようだ。

Androidでの閲覧は、ウェブブラウザー以外に、Safari To Goというアプリケーションを使うことができるが、この機能は貧弱なので、あまり便利ではない。唯一価値があるとしたら、3冊を上限として、オフラインで閲覧できることだと思う。
iOSにはもっとちゃんと使えるアプリケーションが用意されているので、早くAndroid版も用意して欲しい。

http://www.oreilly.co.jp/safari/
にO'Reilly Japanが簡単な解説を書いてくれているのだが、Bookshelf/Library時代の解説なので、直して欲しい。

「ホントにゼロからの簿記3級」ふくしままさゆき著 Kindle版

昨日まで、Amazon.co.jpでは、プライム会員向けにKindleの3,000円引きキャンペーンをしていた。
私もそれに乗って購入したのだが、Kindleオーナーライブラリーの機能は、貸し出しエラーが出て使えなかった。
しかし、英語UIにしたりリセットしたりして、貸し出ししてもらえるようになったので、ちょうど目についた標記の書籍を読んでみた。

内容としては、一般の簿記の教科書を補足するような内容であった。簿記特有の良い回しとか、用語について、どれは理解しておかなくてはいけなくて、どれは概念さえ理解して仕訳できれば良いか、説明してあったので良いと思う。
こう言う勘所は、ちゃんと勉強した上でないと、自力では行き着けないので、教えてもらえると助かると思う。

「条文の読み方」法令執務用語研究会著 有斐閣刊

法学と言うのを学びたいと常々思っているのだが、なかなか学ぶ機会がない。
昼の仕事に関連する部分については、嫌でも学ぶことになるのだが、法学一般についてや法学の基本的な考え方については、全く学べていない。

そうであれば、本来はこの本ではないのかもしれないが、用語が分かることは必要であるので、読んでみた。

似たような単語の使い分け等を説明してくれているので、法令を読むのに非常に役立つと思う。でも、覚えておかないといけないので、もう何回か読み直す必要はありそうだ。
それと、これはこの本のせいではないのだが、法令には文脈で解釈しなくてはいけないケースが存在すると言うことが書かれていて、唯一の意味だけに解釈可能にはなっていないのがちょっと不満に思った。

AndroidのK-9 Mail

Androidには、標準でGoogleによる「メール」というアプリケーションがインストールされていて、POP3やIMAP4の電子メールサーバーにアクセスできる。
しかし、SMTPサーバーを指定するのにあまり自由度がない。

Open Sourceで良いものがないか探してみたところ、K-9 Mail
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fsck.k9&hl=en
と言うのが、いろいろ自由に設定できるし、私の要件には合っていた。

まず、SMTPサーバーを自由に設定したかった。これは、K-9 Mailでは自由に設定できる。
次に、フッターに広告が入らないことが望ましかった。有料の電子メールクライアントアプリケーションの無料版では、フッターの広告を消せないものばかりだった。
K-9 Mailも、標準ではK-9 Mailを使っている旨のメッセージが入るが、ちゃんと消すことができる。

他にも、複数アカウントへの対応も可能なのは良い点だと思うが、私は使っていない。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...