Toshiba dynabook R731/16BでCloudReadyを使い、Chromium OSマシンとして使ってみる

東芝dynabook R731/16Bというラップトップを持っている。 Microsoft Windows 10も動くのだが、CPUはIntel Core i3-2310Mだし、メインメモリーも2GBなので、あまり快適ではない。 かといって、NetBSD/amd64をインストールしても、開発するには非力過ぎる。

最近はChromebookのシェアが伸びていると聞いて、そういえば何年か前はChromium OSを独自ビルドして配布している人がいたのを思い出して探してみた。 最近は放送大学のテレビ・ラジオの講義のインターネット配信がWidevine CDMを使っているので、これが視聴できれば便利である。 ちなみに、Chromebookとして販売されているラップトップでは、正常に視聴できると分かっている。

そこでChromium OSの独自ビルドを探してみると、2021年も熱心に安定版をビルドして配布している人はあまりいないようだ。 その中で、Googleに買収されたNeverwareという会社のCloudReadyの Homeエディションが無料で使えることが分かった。 ただ、安定版はChromium OS 89ベースだった。Chromium OS自体の最新安定版は91である。最新のDev channelとして提供されるのも90.1であるようだ。

インストールは、USBスティックにダウンロードしたイメージファイルを書き込んで、そこから起動させ、メニューのInstall OSから実行すれば、内蔵HDDにインストールできる。

当初の目的であったWidevine CDMを使ったビデオ配信は、問題なく視聴できた。 ちなみに、Androidアプリのインストールはサポートされていないし、サポートする予定もないとのことだ。 Linuxバイナリーの実行はメニューにはあったので有効化できそうだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...