NetBSDでホスト名にアンダースコア(_)が入っていても不正なホスト名と認識されないようにする

Bloggerのpreviewは、アンダースコア(_)が入っているホスト名を利用している。 NetBSDは、かつてはアンダースコア入りのホスト名は許されていなくて、libc resolver library does not resolve host names with underscores ("_")でデフォルトで許容するようになっていた。 最近の議論を追えていないのだが、2021年4月30日に 戻されて、/etc/resolv.confno-check-namesオプションを指定しないと、アンダースコアが含まれているホスト名は許容されないようになっていた。 Bloggerで書いている以上、アンダースコアを含んだホスト名を許容しない訳にはいかないので、/etc/resolv.confno-check-namesオプションを含めておかなくてはいけない。 だが、/etc/resolv.confdhcpcd(8)を実行する度に内容が書き変わってしまうので、手で/etc/resolv.confで書き換えても永続化はできない。 /etc/resolvconf.confで設定して、/etc/resolv.confを再生成する度に、no-check-namesオプションを含めておくようにすれば良い。

$ cat /etc/resolvconf.conf
resolv_conf_options=no-check-names

こうしておくと、以下のようにoptions no-check-namesを含んだ/etc/resolv.confが生成される。

$ cat /etc/resolv.conf
# Generated by resolvconf
domain mylocalnetworkdomain
nameserver xxx.xxx.xxx.xxx
options no-check-names

JPEG形式の写真のEXIFデータを削除する

ディジタルカメラでJPEG形式で撮影した画像には、カメラや撮影条件の情報がEXIFデータとして含められている。 場合によっては、このEXIFデータを削除したい場合がある。 調べてみると、ImageMagick-stripオプションを付けたmogrifyコマンドで 簡単に削除できた。 以下のように実行すれば良い。

$ mogrify -strip *.JPG

Toshiba dynabook R731/16BでCloudReadyを使い、Chromium OSマシンとして使ってみる

東芝dynabook R731/16Bというラップトップを持っている。 Microsoft Windows 10も動くのだが、CPUはIntel Core i3-2310Mだし、メインメモリーも2GBなので、あまり快適ではない。 かといって、NetBSD/amd64をインストールしても、開発するには非力過ぎる。

最近はChromebookのシェアが伸びていると聞いて、そういえば何年か前はChromium OSを独自ビルドして配布している人がいたのを思い出して探してみた。 最近は放送大学のテレビ・ラジオの講義のインターネット配信がWidevine CDMを使っているので、これが視聴できれば便利である。 ちなみに、Chromebookとして販売されているラップトップでは、正常に視聴できると分かっている。

そこでChromium OSの独自ビルドを探してみると、2021年も熱心に安定版をビルドして配布している人はあまりいないようだ。 その中で、Googleに買収されたNeverwareという会社のCloudReadyの Homeエディションが無料で使えることが分かった。 ただ、安定版はChromium OS 89ベースだった。Chromium OS自体の最新安定版は91である。最新のDev channelとして提供されるのも90.1であるようだ。

インストールは、USBスティックにダウンロードしたイメージファイルを書き込んで、そこから起動させ、メニューのInstall OSから実行すれば、内蔵HDDにインストールできる。

当初の目的であったWidevine CDMを使ったビデオ配信は、問題なく視聴できた。 ちなみに、Androidアプリのインストールはサポートされていないし、サポートする予定もないとのことだ。 Linuxバイナリーの実行はメニューにはあったので有効化できそうだ。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...