NetBSDでディジタルカメラのRAWデータを扱ってみる

この記事は、NetBSD Advent Calendar 2016の16日目の記事です。

はじめに

個人的には、あまり写真を撮ることには興味がないのですが、画像ファイルの扱いには興味があります。

最近の良いディジタルカメラでは、RAW形式で写真を取り、撮影後にソフトウェアで コントラストや色調などを調整し現像するようです。 このRAW形式は、基本的にはディジタルカメラを製造する各社の独自の フォーマットのようです。

私はそんな高級なディジタルカメラは持っていませんので、 今回は、ウェブで公開されているRAW形式の画像ファイルをNetBSDで扱ってみました。

今回試したRAW形式の画像ファイルは、インプレスのやじうまPC Watchの記事のものを使用しました。

darktableを使ってみる

最初に、pkgsrc/graphics/darktableを使ってみることにします。 ですが、2016年12月17日現在のpkgsrc/graphics/darktableは、 NetBSD/amd64 7.99.51では、darktableのソースコードに誤りがあるために ビルドできません。

この記事を書き終えましたら、最新版(2.2.0rc3)にアップデートしておきますので、 そちらをお試しください。

インストールは以下の通りです。


$ cd /usr/pkgsrc/graphics/darktable
$ make install

上述したウェブページにあるRAW形式の画像ファイルのうち、 PanasonicのディジタルカメラのRAW形式である拡張子がrw2であるファイルは、 darktableでは扱えない機種のディジタルカメラの生成したもののようです。 Panasonic DMC-GM1Sという機種のようです。 ホワイトバランスが読み込めないとのエラーでdarktableの機能は試せませんでした。

上述したウェブページには一つだけ、Canon性のディジタルカメラで撮った 拡張子がcr2のものがあります。これについては、無事に現像できました。

UFRawを使ってみる

他にもRAW形式の画像ファイルを扱うものと言うと、UFRawが思い付きます。 pkgsrcでは、pkgsrc/graphics/gimp-ufrawから使用することが できます。gimp-ufrawとなっているのは、ufrawコマンドだけではなく、 Gimpのプラグインとしても動くようになっているためのようです。

GimpのUFRawプラグインでは、Gimpで開く前に現像ができるようになって いました。rw2ファイルも、cr2ファイルも無事に扱えました。

おわりに

darktableを紹介しましたが、GTK+ 3にしたのに、ちゃんとGTK+ 3の作法に 従わずに作られているようで、ちゃんとプログラムの終了ができません。 何らかの方法でkillしてやる必要があります。

残念ながら、私も今は時間がないので、貢献できないのですが…。

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