Buffalo WLI-UC-GNM2は、パッケージを捨ててしまうと、実機に型式が書かれていないので何と言う機械なのか分からなくなってしまう問題がある。
USBのVendor ID/Product ID=0x0411/0x01eeであれば、WLI-UC-GNM2である。
これをWindows 7 Professional 32-bitで使う場合には、必ず、
http://buffalo.jp/download/driver/lan/old/wli-uc-gnm2.html
WLI-UC-GNM2シリーズ設定CD Ver.1.00(2011年8月1日)
からダウンロードできるwliucgnm2-100.exeファイルに入っているデバイスドライバーを使わなければならない。
もっと新しいバージョンがいくつかBuffalo社のウェブサイトでは公開されているが、少なくともWindows 7 Professional 32-bitで使う場合には、それらのデバイスドライバーを正常にインストールできない。
zoho Email hostingで、サブドメインを設定する
zoho Email hostingでは、無料では一つの独自ドメインで電子メールを受信できるようになっている。
しかし、公式サイトの説明では、独自ドメインのサブドメインで受信できるようにする方法が分かりにくかった。
結果としては、CNAME認証をすれば良い。
ウェブサイト認証でも良いが、そのサブドメインを電子メールでのみ使う場合には、適用できないので、お勧めしない。
しかし、公式サイトの説明では、独自ドメインのサブドメインで受信できるようにする方法が分かりにくかった。
結果としては、CNAME認証をすれば良い。
ウェブサイト認証でも良いが、そのサブドメインを電子メールでのみ使う場合には、適用できないので、お勧めしない。
pkgsrc/pkgtools/libkverを使って、chroot環境のunameを偽る方法
pkgsrc/pkgtools/libkverを使うと、uname -r等を偽ることができる。
これによって、unameの情報を使うプログラムをだまして実行することができる。
pkgsrcのbinary packagesは、uname -sやuname -rを埋め込んでいる。
例えばNetBSD/amd64 current上でchroot環境を用意し、
NetBSD/amd64 6.1用のbinary packagesを作る場合に、libkverを使うことで
他のマシンでpkg_addが可能なbinary packageとすることができる。
こうしないと、NetBSD 6用のlibraryにリンクしているのに、
binary packageとしては、7.99.*用の情報が埋め込まれていて、
pkg_addしにくいbinary packageになってしまう。
また、pkgsrcのMakefileはunameの結果を使って条件分岐する箇所
があるので、buildに失敗するpackagesもあるはずである。
pkgsrc/pkgtools/libkverを使う場合については、
http://comments.gmane.org/gmane.os.netbsd.devel.packages/13587
にあるような手順が書かれているが、手作業でchroot環境を起動させる
場合については、若干分かりにくいように感じたので、手順を書いておく。
ちなみに、pkgsrc/sysutils/sudoを使っていないのは、sudoがLD_*という
環境変数を切り替え先の実行ユーザーに渡さない仕様であるからである。
先にsu(1)でrootになっておく。
(1) chroot環境の外側でlibkverをinstallする。
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/libkver
# make install
# make clean
(2) chrootに一度入り、chroot環境の内側でもlibkverをinstallする。
# chroot /usr/tmp/chroot/netbsd-6/root /bin/ksh
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/libkver
# make install
# make clean
# exit
(3) libkverを使ってchroot環境に入り直す。
ここでは、NetBSD/amd64 7.99.5上で、NetBSD/amd64 6.1に偽る場合を示す。
# kver -r 6.1 chroot /usr/tmp/chroot/netbsd-6/root /bin/ksh
# uname -r
6.1
# uname -a
NetBSD angelcake.elements.tetera.org 6.1 NetBSD 6.1 (LIBKVER) #0: Tue Jan 19 00:00:00 UTC 2038 root@localhost:/sys/arch/amd64/compile/LIBKVER amd64
これによって、unameの情報を使うプログラムをだまして実行することができる。
pkgsrcのbinary packagesは、uname -sやuname -rを埋め込んでいる。
例えばNetBSD/amd64 current上でchroot環境を用意し、
NetBSD/amd64 6.1用のbinary packagesを作る場合に、libkverを使うことで
他のマシンでpkg_addが可能なbinary packageとすることができる。
こうしないと、NetBSD 6用のlibraryにリンクしているのに、
binary packageとしては、7.99.*用の情報が埋め込まれていて、
pkg_addしにくいbinary packageになってしまう。
また、pkgsrcのMakefileはunameの結果を使って条件分岐する箇所
があるので、buildに失敗するpackagesもあるはずである。
pkgsrc/pkgtools/libkverを使う場合については、
http://comments.gmane.org/gmane.os.netbsd.devel.packages/13587
にあるような手順が書かれているが、手作業でchroot環境を起動させる
場合については、若干分かりにくいように感じたので、手順を書いておく。
ちなみに、pkgsrc/sysutils/sudoを使っていないのは、sudoがLD_*という
環境変数を切り替え先の実行ユーザーに渡さない仕様であるからである。
先にsu(1)でrootになっておく。
(1) chroot環境の外側でlibkverをinstallする。
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/libkver
# make install
# make clean
(2) chrootに一度入り、chroot環境の内側でもlibkverをinstallする。
# chroot /usr/tmp/chroot/netbsd-6/root /bin/ksh
# cd /usr/pkgsrc/pkgtools/libkver
# make install
# make clean
# exit
(3) libkverを使ってchroot環境に入り直す。
ここでは、NetBSD/amd64 7.99.5上で、NetBSD/amd64 6.1に偽る場合を示す。
# kver -r 6.1 chroot /usr/tmp/chroot/netbsd-6/root /bin/ksh
# uname -r
6.1
# uname -a
NetBSD angelcake.elements.tetera.org 6.1 NetBSD 6.1 (LIBKVER) #0: Tue Jan 19 00:00:00 UTC 2038 root@localhost:/sys/arch/amd64/compile/LIBKVER amd64
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