ずいぶんと長い間、放送大学の全科履修生(卒業して学士(教養)の学位をもらえる学生)をやっている。 最近では、放送授業のインターネット配信を自由に利用できるというのが、学生を継続している大きな理由であるように思う。 放送大学は、今はBSテレビとBSラジオで全国放送をするようになっている。 放送授業は、テレビはBS 232チャンネル、ラジオはBS 531チャンネルで放送されている。 この内容は基本的には学生向けのインターネット配信ウェブサイトで配信されていて、自分が受講している放送授業以外も自由に 視聴することができる。 BSテレビでは、生涯学習支援チャンネルであるBS 231チャンネルという放送もあって、スペシャル講義という区分の番組や、 放送大学アーカイブスという区分の過去の放送授業の再放送、日本語教育の講義、プログラミング教育の講義、データサイエンスの講義、情報セキュリティーの講義などが 放送されているはずである。 私はテレビ放送を見る習慣がないので、全くこれらの番組を視聴することができていなかった。
学生証の更新で、学習センターに行ったところ、広報誌ON AIRの紙版が置いてあって、そこで「放送大学インターネット公開講座」 と言うのが特集されていた。ウェブサイトを見てみると、下の方にリンクも存在する。 これまで存在に全く気付いていなかった。
ラインナップを見てみると、データサイエンスについての一部の講義と、プログラミング教育の講義以外は、無料で視聴できることが分かった。 逆に、データサイエンスについての講義の一部やプログラミング教育の講義は有料であり、受講するとテストがあり、合格するとOpen Badge v2仕様のデジタル認証バッジを取得できるらしい。
BS 231チャンネルで放送されている番組の全てがインターネット公開講座として存在している訳ではないし、BS 231チャンネルで視聴できてインターネット公開講座で有料のものもあるので、 完全に代替にはならないかもしれないが、チェックはしておきたい。
学生向けのインターネット配信は、どうやらWidevine CDMを使って配信されているようだ。 一方で、インターネット公開講座はVimeoベースのようで、DRMはない。NetBSD/amd64上のFirefoxでも視聴できる。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。