NetBSDからcups経由で印刷する (2/3)

これは、NetBSD Advent Calendar 2020の4日目の記事です。

はじめに

昨日は PDFファイルを生成する仮想プリンターを使えるようにしました。 今日は、同じcups環境で、Lexmark MS314dnというモノクロPostScriptレーザープリンターを 使えるようにしていきます。

cupsのインストールは、昨日で完了していますので、引き続き設定していきます。 追加でインストールするパッケージはありません。

プリンターを追加する

以下のような手順でプリンターを追加していきます。

http://localhost:631/ をcupsdの起動しているのと同じホストのpkgsrc/www/firefoxで開き、Administrationリンクをクリックした上で、Find New Printersボタンをクリックします。

Lexmark MS310dnであることを確認した上で、Add This Printerボタンをクリックします。

設定を変更する必要はないので、Continueボタンをクリックします。Localtionは変えておいた方が良かったかもしれませんが…。

MakeとしてGenericを選択して、Continueボタンをクリックします。 PPDファイルがLexmarkから提供されていますが、バージョン1.2も1.4も今回の環境では利用できません。

Modelとして、Generic PostScript Printerを選択し、Add Printerボタンをクリックします。

既定値を設定しておきます。変更する必要はないでしょう。

これでプリンターを追加できました。

印刷してみる

今回はpkgsrc/misc/libreofficeのlowriterから印刷してみました。

エラーになる場合には、印刷時のlowriterの用紙サイズがプリンターにセットされている用紙 サイズと一致していることを確認すると良いかもしれません。

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