NetBSDで「12ステップで作る組込みOS自作入門」を実践する

しばらく前に、「12ステップで作る組込みOS自作入門」坂井弘亮著(以下、12ステップ本)と、 それに必要な、H8/3069Fネット対応マイコンLANボード (完成品)シリアルストレートケーブルスイッチング電源を買って来た。 ただ、引っ越しし立てなのもあって、触れないでいた。

今週になって、NetBSD/amd64 currentで開発環境を整える気分になったので、 以下のように用意してみた。

pkgsrc/cross/h8300-elf-binutils 12ステップ本の使っている2.19.1を素直にパッケージにしたもの。

pkgsrc/cross/h8300-elf-gcc34 同じく使われている3.4.6をパッケージにしたもの。 12ステップ本ではnewlibは使っていないが、別にbuildしてある分には 困らないようなので、gcc 3.4.6の頃のnewlibである1.14.0と 組み合わせてある。

pkgsrc/misc/kz_h8write h8writeが全く反応しないのに困っていたところ、 とくださんに教えていただいたライター。h8writeと違ってH8/8039にしか 対応していないが、今回の用途では困らない。

使っているNetBSDマシンは、MacBook Air 11-inch (mid 2012)なので、 当然のようにserial portはない。uftdi(4)なケーブルでつないで、 書き込みもシリアルへの出力もできた。

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