NetBSD ftp (tnftp)でhttp proxyを使う

昼間は、DNSサーバーさえない不思議なネットワークの中に暮らしているのだが、そこでtnftpを使いたくなった時の話。
DNSサーバーはないので、全てをhttp proxyに喰わせてやらないといけない。

$ export http_proxy=http://USERNAME:PASSWORD@10.0.0.1:8080/

としておいて、

$ ftp http://example.com/test.tar.gz

とかすると、無事にfetchできる。この時のために、http://ftp.jp.NetBSD.org/ を用意しておいたようなものだ。

NetBSDで「12ステップで作る組込みOS自作入門」を実践する

しばらく前に、「12ステップで作る組込みOS自作入門」坂井弘亮著(以下、12ステップ本)と、 それに必要な、H8/3069Fネット対応マイコンLANボード (完成品)シリアルストレートケーブルスイッチング電源を買って来た。 ただ、引っ越しし立てなのもあって、触れないでいた。

今週になって、NetBSD/amd64 currentで開発環境を整える気分になったので、 以下のように用意してみた。

pkgsrc/cross/h8300-elf-binutils 12ステップ本の使っている2.19.1を素直にパッケージにしたもの。

pkgsrc/cross/h8300-elf-gcc34 同じく使われている3.4.6をパッケージにしたもの。 12ステップ本ではnewlibは使っていないが、別にbuildしてある分には 困らないようなので、gcc 3.4.6の頃のnewlibである1.14.0と 組み合わせてある。

pkgsrc/misc/kz_h8write h8writeが全く反応しないのに困っていたところ、 とくださんに教えていただいたライター。h8writeと違ってH8/8039にしか 対応していないが、今回の用途では困らない。

使っているNetBSDマシンは、MacBook Air 11-inch (mid 2012)なので、 当然のようにserial portはない。uftdi(4)なケーブルでつないで、 書き込みもシリアルへの出力もできた。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...