Android 8.0なスマートフォンでGoogleアカウントにログインできない問題を解消させる

Android 8.0をインストールしてあるスマートフォンをファクトリーリセットして保管してあった。 これを再度利用しようとしたがGoogleアカウントにログインすることができなかった。 何らかの方法でログインしようとすると、Google Play開発者サービスの画面が表示され、 以下のようなメッセージが表示されてしまう。

ログインできませんでした
Googleサーバーとの通信中に問題が発生しました。
しばらくしてからもう一度お試しください。

どうやってもログインできないという問題は以前にも遭遇したことはあって、 そのときはユーザーIDとパスワードを正しく入力しても、ログインに成功しなかった。 これは、古いAndroidの場合に、2要素認証を有効にしていてはいけないという問題だった。 だが、今回はそもそもユーザーIDを入力する段階にまでも進めないので、違う問題だ。

Google Play開発者サービスで止まっているのを考えると、現在のGoogleサーバー側の設定に 対応できないような古いバージョンが使われているというのが可能性としてはありそうである。 Google Play開発者サービスのバージョンを確認すると、12.6.89という非常に古いものだった。 Android 10のインストールされている環境で確認すると、22.42.12がインストールされていた。 ウェブで検索してみると、最新は22.43.12のようだ。

普通であれば、Play Store appからアップデートできると思うのだが、そもそもAndroidへの アカウント追加もできていないし、Play Store appもログインできず利用できないので、 普通の方法でアップデートすることはできそうにない。 Google Play開発者サービスのような重要なアプリケーションを出所の分からないウェブサイトから インストールしたくはなかったのだが、apkmirror.comから.apkファイルをダウンロードして ダウンロードしてみた。 apkmirror.comは、この端末のGoogle ChromeではCloudflareのcaptchaを突破できずアクセスが一切できなかった。 なので、PCのウェブブラウザーで.apkファイルをダウンロードして適当な場所にアップロードして、 それをこの端末のGoogle Chromeでダウンロードしてインストールした。この時、Google ChromeにはGoogle Play Store 以外からの.apkをインストールできるように設定しておいた。 Android 8.0では、.apkファイルしかインストールできないようなので、 com.google.android.gms_22.43.12_(020400-483592595)-224312010_minAPI21(arm64-v8a,armeabi-v7a)(nodpi)_apkmirror.com.apkというのをダウンロードして利用した。

これでGoogleアカウントでログインできるようになり、全てが正常に利用できるようになった。

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この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...