Git bash for Windowsのフォントサイズを変更する方法

Git for Windowsを使っているのだが、標準ではGit bashのウィンドウのフォントが小さ過ぎるように感じている。 タイトルを右クリックし、Textを選択し、Fontの部分でフォントのサイズや種類を変更できる。

GNU troff (groff)で、UTF-8なファイルを処理する

groff 1.22.4では、UTF-8な入力ファイルを扱えるようになったという噂を聞いていたように思う。 私は、以前からgroffで日本語の含まれたPDFファイルを出力したかったのだが、groffでどこまでできるか試してみた。 だが、結論としては、groff 1.22.4で日本語の文字の含まれたPDFファイルを出力することはできなかった。 PostScriptファイルも同様に駄目である。 テキストファイルを出力する場合には、正しく動く。 HTMLファイルを出力する場合には、日本語の文字は数値実体参照になってしまい、1文字ごとにホワイトスペースも入ってしまい使えない。 でも、UTF-8なテキストファイルを出力できるだけでも、例えば日本語のman pagesを出力するには十分であり、 役に立つように思う。

msマクロの場合では、以下のようにすれば良い。

groff -Kutf8 -Tutf8 -ms test.roff > test.txt
man pagesで使われるmdocマクロの場合では、以下のようにすれば良い。
groff -Kutf8 -Tutf8 -mdoc test.1 | less -R
ここで、less -Rは、lessコマンドでエスケープシーケンスを反映させて表示すると言うことである。

Google G Suite MailとK-9 Mail for Android、Notmuch Emacs clientでスターを共有する

長年、POP3を常用してきたのでEmacs上のMewを使ってきたのだが、あまりに未読の電子メールを溜めてしまうので、 IMAP4であれば各端末間で未読既読等のステータスを共有し、時間を見付けて未読の電子メールを既読にできるのではないかと考えた。 最初は、muとそのEmacsフロントエンドであるmu4eを使おうとしたのだが、NetBSD上では日本語の電子メールを正しく扱えないようである。 あるいは、私の環境設定が間違っているのかもしれないが…。 いずれにしても、私では日本語の電子メールを扱うことができなかった。

そこで、同じようであると言うNotmuchを試してみた。これは、日本語も正しく扱える。いろいろ設定は必要だったが、 それについては機会を改めて書きたい。

最初の未読の電子メールを既読にする話に戻ると、既読にして行くと、対応が必要なものも既読になってしまう。 そこで、スターを付けておくことを考えた。Notmuchは自由にタグを付けることができるのだが、 G Suite Mailのウェブ画面とK-9 Mailで共有されるのが分かっているスターは、 Notmuchでそれがスター表示になるのまでも分かったのだが、Notmuchでスターを付けたり外したりする方法が 分からなかった。

Notmuch Emacs clientは、?キーを押すことで、その場面に適切なヘルプメッセージが表示されるのだが、 なかなかスターについて分からなかった。 結論としては、flaggedというタグがG Suite MailやK-9 Mailのスターを指しているタグだった。 なので、電子メールの一覧画面や電子メールメッセージの閲覧画面で、+flaggedと入力することでスターを付けることができ、 -flaggedと入力することでスターを外すことができた。

対応しないといけない電子メールで古いものを見付けてしまいがっかりしているが、それは別の話である。

Windowsでメニュー付きのDVDを再生したい場合

Microsoft Windows 10には、DVDを再生するソフトウェアは附属していない。 しかし、自分で作ったメニュー付きのDVD-Rに記録されたDVD-Videoを再生したい場合に、 何を使えば良いのか試してみた。 mpvとsmplayer、VLC 3を試して、VLC3だけがメニューから選択して再生できた。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...