NETGEAR AX1800 RAX20のアクセスポイントモードが不安定

W-Fiアクセスポイントとして使いたくて、 NETGEAR AX1800 RAX20という NETGEARのローエンドなWi-Fi 6に対応した機器を購入した。 RAX20にはルーターになるモードと、アクセスポイントになるモードがある。 自分のネットワークでは、ルーターになってもらう必要はないので、 アクセスポイントにモードを切り替えて利用していた。

しかし、頻繁にAndroidでno internet connectionと言う表示が出て来る。 そして、そうなると少なくとも自分のネットワークの外には出て行けなくなってしまう。 そう言えば、自分のネットワークの内部にアクセスできるかは確認していなかった。 いずれにしても使い物にならない。

アクセスポイントモードだと、黄色のinternetと書いてあるルーターモードの場合には WAN側のEthernetポートにスイッチングハブからのUTPケーブルを挿すことになっているので、 ポートを有効活用できるという利点があるのだが、この状況では使いものにならない。 2020-04-22時点で最新のファームウェアに書き換えても状況は変わらないので、 アクセスポイントモードは使うのを止めた。

ルーターモードで、DHCPサーバー機能を無効にし、スイッチングハブからのUTPケーブルを 黄色のintetrnetポート以外に挿すことで、RAX20の有線・無線ともにRAX20の配下ではなく 自宅のネットワークに直接つながるようになるので、そのようにして使っている。 こうすると黄色のinternetポートは使えずに無駄になるのだが仕方ない。 少なくともルーターモードであれば安定して使えるようだ。

auブックパスとFirefox for NetBSD

KDDIのauブックパスは、NetBSD/amd64上のFirefoxでは「本を開けません。電波の良いところでご利用ください。」と エラーが表示されて電子書籍の内容を閲覧することはできない。 User Agent StringをLinux上のFirefoxのものに変更すれば、問題なく閲覧できる。 Mozillaのオフィシャルビルドかどうかを気にしているのかもしれない。

Apache TomcatでsecretRequired="false"が必要になる場合

Apache TomcatのフロントエンドにApche httpdを設置している環境がある。 Apache httpdとApache Tomcatの間は、AJP接続をしている。 Apache Tomcatを9.0.34にアップデートしたとこと、以下のようなエラーになってAJP接続できなくなった。

Caused by: java.lang.IllegalArgumentException: The AJP Connector is configured with secretRequired="true" but the secret attribute is either null or "". This combination is not valid.

これは、Apache Tomcat 9.0.31のリリースノート にある、以下の箇所の変更の影響のようだ。

Rename the requiredSecret attribute of the AJP/1.3 Connector to secret and add a new attribute secretRequired that defaults to true. When secretRequired is true the AJP/1.3 Connector will not start unless the secret attribute is configured to a non-null, non-zero length String. (markt)

以下のようにserver.xmlsecretRequired="false"を追加すれば、従前通りの動作にはなるようだ。

    <!-- Define an AJP 1.3 Connector on port 8009 -->
    <Connector protocol="AJP/1.3"
               address="::1"
               secretRequired="false"
               port="8009"
               redirectPort="8443" />

ドメインネットワーク内のドメインコントローラーを一覧する

自分がexample.comドメインに所属しているとしたら、 以下のようにすれば良い。

nltest /dclist:example.com
ドメイン 'example.com' の DC 一覧を '\\DC1.example.com' から取得します。
        ad2.example.com        [DS] サイト: Default-First-Site-Name
        ad1.example.com [PDC]  [DS] サイト: Default-First-Site-Name
        DC1.example.com        [DS] サイト: Default-First-Site-Name
        DC2.example.com        [DS] サイト: Default-First-Site-Name
        DC3.example.com        [DS] サイト: Default-First-Site-Name
コマンドは正常に完了しました

今回のログオンで利用したドメインコントローラーを確認する

自分がexample.comドメインに所属しているとしたら、 以下のようにすれば良い。 DC1.example.comが今回のログオンで利用したドメインコントローラーである。

> nltest /dsgetdc:example.com
           DC: \\DC1.example.com
      アドレス: \\10.1.1.1
ドメイン GUID: XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX
   ドメイン名: example.com
  フォレスト名: example.com
 DC サイト名: Default-First-Site-Name
本サイト名: Default-First-Site-Name
        フラグ: GC DS LDAP KDC TIMESERV WRITABLE DNS_DC DNS_DOMAIN DNS_FOREST CLOSE_SITE FULL_SECRET WS DS_8 DS_9 DS_10
コマンドは正常に完了しました

Windows Certificate Storeのエクスポート不可に設定されたクライアント証明書をFirefox for Windowsから使う

Internet Explorerを使う前提のウェブサイトを使っている。 そこには、アクセスするのにクライアント証明書を必要とする部分が存在している。 そして、そのクライアント証明書はエクスポート可能ではないので、 Internet ExplorerやGoogle Chrome、Microsoft Edge (EdgeHTML)でしか使えない と思っていた。

少なくとも、Firefox 75.0 for Windowsでは security.osclientcerts.autoloadtrueにすると、 そのようなクライアント証明書も利用することができた。 これは、標準ではfalseになっていた。

これでやっとGoogle Chromeから開放される。

Firefox for WindowsでWindows Certificate Storeの電子証明書を利用する

Firefox for Windowsは、あくまでNSSを使っていて、Windows Certificate Storeに 登録されている電子証明書を利用することはできない。 security. enterprise_roots=trueという設定も、 私の求めているWindows Certificate Store内のpersonal certificatesを 使いたいという用途には無関係の設定であるようだ。

そのためには、 A pkcs11 implementation on top of win32 (or win64) capi を使えば良い。 Firefox for WIndows x86_64であれば、w64用のDLLをダウンロードして セキュリティーデバイスとしてFirefoxに登録すれば良い。

しかし、エクスポートが無効化されたpersonal certificateをFirefoxから利用できる ようにはならなかった。 エクスポートが無効化されたpersonal certificateを使うには、Internet Explorerや Chromiumベースになる前のMicrosoft Edge、Google Chromeを使う必要があった。 ChromiumベースのMicrosoft Edgeでも使えるだろう。

左手で操作するための無線接続マウスを選ぶ

左手で操作するための有線接続マウスを選ぶ という記事を書いたことがあり、同様のことのできる無線接続のマウスを探していた。

つまり、マウスの左右のボタンを入れ替えた設定をマウス本体内に保存しておけて、 他のマシンに接続した際にもマウスボタンの左右を交換する操作をしなくて良いマウスを 探していた。

結局、 左手で操作するための有線接続マウスを選ぶ で購入したLogicool G-PRD-001r Pro Heroマウスの系統である Logicool G304 という機種がリーズナブルな価格でこの機能を実現していた。

また、Logicool G-PRD-001r Pro Heroマウスとは違い、七色に光ることがない のも好印象だ。

不満なことは、このマウスはLIGHTSPEEDという独自の無線接続規格を使っていて、 既存のLogicool/LogitechのUnifyingとは互換性がないことだ。 私は、単にマウス本体内に設定を保存しておける無線接続なマウスが欲しいだけだったので、 ゲーミングに適したというLIGHTSPEEDではなくUnifyingの方が良かった。 Unifying接続で同様の機能のある機種を探すことができなかったのだが、 あったのだろうか?

Realforce S / R2S-US3-BKを購入した

Realforce S / R2S-US3-BK を購入した、 これまでは、 FILCO Majestouch Convertible 2 (FILCKBT2-33)を使っていたのだが、 音がうるさいのと、USB端子を接続しただけでは起動せず、 何かのキーを押して2秒程度待たないといけないのがストレスになっていた。 また、Bluetooth機能は結局一度も使わなかった。

R2S-US3-BKは、キー荷重が30 gのモデルである。 FILCO Majestouch Convertible 2と比較して、 良い点、悪い点を書いておきたい。

まず良い点としては、圧倒的に打鍵音が静かである。 また、専用の設定ツールを使うと、テンキー部分についているNum Lockキーを 無効にすることができる(他にも任意のキーを無効化できる)。 このツールは、Windows用しかないように見えるが、 まあ、一度設定してしまえば変えることはないので、 そこまで気にしなくて良さそうだ。

テンキー付きのフルキーボードで、Num Lockキーなど押したいことがある訳がないので、 これは非常に有用な機能だと思う。

また、同じツールでNum Lock、Caps Lock、Scroll Lock、 Key Lock (Num Lockを無効化するのに使ったこのキーボードの機能の有効か無効かを 示すランプ)については、点灯する色を換えることや、消灯することもできる。

一方、悪い点としては、まずは重量が非常に重いというのがある。 FILCO Majestouch Convertible 2より重い。 また、横幅はFILCO Majestouch Convertible 2より広く、私の通常利用している ロッカーには入らなかった。 でも、普通は毎日ロッカーにしまうような運用はしなくて良いはずなので、 気にしなくて良いであろう。

あとは、私の選択のミスなのだが、キー荷重30 gは私には軽過ぎたかもしれない。 通常打鍵している分には、このキー荷重で全く問題がないのだが、キーボードの上に 間違って手を乗せて勝手に入力されてしまう確率は高くなった気がする。

また。私は、キーセンサーの種類によるストロークの違いなどはあまり気になる 方ではないことも分かった。 ちゃんとしたキーボードであれば、どれにも比較的短時間で慣れられるようだ。 まあ、ラップトップのキーボードを同時並行で使っても大丈夫なので分かっていた 話ではあるのだが。

Windows 11 Pro 24H2からSambaのguest ok = yesな共有フォルダーへアクセスする

Microsoft Windows 11 Proを動かしているマシンで、sambaでguest ok = yesにしている共有フォルダーにアクセスしていた。 Windows 11を24H2にアップデートしたところ、その共有フォルダーを開こうとすると、ログインを求められ、...