C++のシンボルをdemangleする

なるべくならC++で書かれたプログラムに関わりたくないような気がしているのだが、 当然のようにそういう訳にもいかない。 C++のシンボルをdemangleする方法をメモしておく。

$ nm /usr/lib/libstdc++.so.9
(snip)
0000000000386d90 V _ZGVNSt7__cxx118time_getIcSt19istreambuf_iteratorIcSt11char_traitsIcEEE2idE
(snip)

$ nm -C /usr/lib/libstdc++.so.9
(snip)
0000000000386d90 V guard variable for std::__cxx11::time_get<char, std::istreambuf_iterator<char, std::char_traits<char> > >::id
(snip)
文字列として得られた場合には、c++filtが使える。
$ c++filt _ZGVNSt7__cxx118time_getIcSt19istreambuf_iteratorIcSt11char_traitsIcEEE2idE
guard variable for std::__cxx11::time_get&t;char, std::istreambuf_iterator&t;char, std::char_traits&t;char> > >::id
GCCとclangでは同じフォーマットになっているようなので、区分を気にしなくて良いはずである。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

NetBSDでFPAG開発を始めてみる(PyRTL) 準備編

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2025 の24日目の記事です。 はじめに 21日目から23日目にかけて、安価に購入したFPGA基板であるTang Nano 9Kのための開発環境をNetBSD上に整え、基本的にはNetBSDだけで開発...