最近のSafari Books Onlineのこと

Safari Books Onlineというサービスがあって、英語の技術書であれば、結構いろいろな書籍を定額で参照できる。
https://www.safaribooksonline.com/

2010年とか2012年ころに、日本語話者で使っている人はいたようだが、最近の様子を書いている人はいないようなので、書いておく。

私が使い始めた2014年には個人向けにはBookshelfとLibraryというコースがあったのだが、2015年5月1日現在は、個人向けにはProというコースだけのようである。
Bookshelfの契約者には、Pro相当へアップグレードできるオファーがあったので、その頃に変わったのだと思う。
いずれにしても、今は、個人ではPro以外の選択肢はないようだ。

読める書籍については、O'Reilly以外もあるし、必ずしも計算機科学やソフトウェアの解説書だけではないので、自分で検索してみるか、Free Trialに申し込んでみたら良いと思う。どういう書籍やビデオがあるかの検索は、ログインしていなくてもできる。
昔のSafari Books Onlineについての記事を読むと、PDFファイルとしてダウンロードできたような記述があるが、現在はその機能はない。ただ、私の読んだ全ての書籍は、章ごとにHTMLとなっていて印刷できるので、必要であれば、PDFファイルに変換して持っておけば良いように思う。HTMLとしてダウンロードしておけるかは、試していない。
ビデオはダウンロードできないようだ。

Androidでの閲覧は、ウェブブラウザー以外に、Safari To Goというアプリケーションを使うことができるが、この機能は貧弱なので、あまり便利ではない。唯一価値があるとしたら、3冊を上限として、オフラインで閲覧できることだと思う。
iOSにはもっとちゃんと使えるアプリケーションが用意されているので、早くAndroid版も用意して欲しい。

http://www.oreilly.co.jp/safari/
にO'Reilly Japanが簡単な解説を書いてくれているのだが、Bookshelf/Library時代の解説なので、直して欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...