Symantec Endpoint ProtectionとGoogle Chrome

いつものようにMicrosoft Windows 10と古いバージョンのSymantec Endpoint Protectionの ある環境で仕事をせざるを得ない。 このSymantec Endpoint Protectionのバージョンは14.0.xxxである。 すると、例えばGoogle Chrome 80のRenderer Code Integrity機能と競合して、 Google Chromeが一切のウェブページと設定画面のページの描画に失敗する。

回避するには、 Endpoint Protection を使用していると Google Chrome バージョン 78.0.x で "このウェブページの表示中に問題が発生しました" エラーが発生するの ウェブページに記載があるように、レジストリーを編集するか、 --disable-features=RendererCodeIntegritychrome.exe の引数として渡して起動させるしかない。 つまり、 Google Chromeの起動アイコンの「リンク先」を以下のようにすれば良い訳である。

"C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --disable-features=RendererCodeIntegrity
この問題は、Symantec Endpoint Protection 14.2以降では発生しないらしい。 いつになったら最新のSymantec Endpoint Protectionを使うようになるのか分からないので、 対処法を書いておく。

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