Windows用のXサーバー

ふとした理由で、Windows 7 Professional 64-bitでXサーバーを使いたい用事ができた。 XmingとVcXsrvを試してみたので書いておく。

Xmingは、http://www.straightrunning.com/XmingNotes/で公開されているXサーバーで、無料で使うとしたら、Win32版のXming-mesa 6.9.0.31とXming fonts 7.7.0.19をsourceforge.netからダウンロードして使うことになる。

試してみたところ、pkgsrc/editors/emacs25からインストールしたemacs 25.2は、 segmentation faultが発生して起動することができなかった。 2007年5月4日版という非常に古いバージョンであるし仕方がないとあきらめた。

次に試したのは、https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/で公開されているVcXsrvである。 これは、今月にもアップデートされており、emacs25も無事に起動できた。

いずれも、PuTTYでNetBSD/amd64 7.99.71につないで、 NetBSD側のプログラムのウィンドウをWindows側に表示させている。 Windows側のPuTTYでX11 Forwardingを有効にし、NetBSD側のsshdのsshd_configで X11Forwarding yesを設定しておけば良い。 また。Windows上で最初にXmingなりVcXsrvを起動した際に、 Windowsファイアウォールの例外を設定するかを聞かれるが、 ssh port forwardingを使用するので、一切例外を設定する必要はないので、 キャンセルボタン押下で対応して良い。

PuTTYでNetBSDにログインして、

$ echo $DISPLAY
localhost:10.0
のような感じで表示されていれば、X11 Forwardingはちゃんと有効になっている。

Windows用のIME (MS-IMEとかCorvusSKKとか)を使って、Xのアプリケーションに 日本語入力することはできない。 これができれば最高なのだが…。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

plgarc/wip/llama.cppでpkgsrcのBLASサポートを探る

この記事は、 NetBSD Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。 llama.cppを使ってみる 以前に、 NetBSD/amd64でllama.cppを使ってみる という記事で llama.cpp を使ってみていました。 あれか...